今日お見え頂いたお客様、友人です、にCADIAXのアッパーフェイスボウを装着して更にいい男になっていただきました。CADIAXも当院採用のシリーズ4からはフレームも軽くなり、視界が遮られないように工夫がなされたため、今まで以上に違和感が軽減され苦痛な部分が解消されています。
従来のアキシオグラフよりリアルタイムで顎関節の左右経路が明確にユニット前の36incディスプレイに表示することが可能にCADIAX4をセットアップいたしました。
噛み合わせ、いわゆる歯科総合診断の肝であるキャディアックス計測、更に確実に、しかも計測される方には更に楽になりました。
顎関節(TMJ)と日本ではいわれてきましたが、いわゆるジョイント(joint)と考えるよりも、頭蓋と下顎の関係(CMS)、システム(System)と理解し、骨や軟骨という硬組織だけでなく、その空間を埋める結合組織や、筋肉、靭帯、腱、神経などで出来ている身体のメカニズム、システムと理解するようにしてください。口腔と顎機能を扱うのが歯科医師の仕事で、筋肉を揉み解すことは門外漢ではありますが、顎関節、頭蓋骨、下顎骨、歯列、歯軸、歯ぎしりなどを統合総合評価して、歯科治療の基準を示す、これからの私の使命のひとつと自分自身理解しています。
以前の私は症例報告に実際の患者さまにお願いをしてごく稀ではありますがお顔写真なども使わせていただいておりましたが、リビングデンタルケアは基本的にみなさまの症例を公的に報告することはいたしません。もちろん診査診断や、経過観察、予後確認などの多くの目的で、お客様の口腔内や顔貌写真はお撮りいたします。なぜならば、診査上、診断上、治療上、再評価時、写真の保存、計測、比較はマストであるからです。
ただし、プライバシーの保護とプライベートな空間、パーソナルな充実歯科診療を目指していきますので、お客様のデータは一切門外不出といたします。
ご安心ください、本日の写真は本当の20年来の私の友人で、患者さまではございません。